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名古屋へGO❣「徳川美術館」

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千利休竹茶杓 銘「泪」 徳川美術館 唐物茶壷 銘「松花」   週末、名古屋へ二泊三日の一人旅へ。 9月13日から徳川美術館で開催中の 「尾張徳川家 名品のすべて」を鑑賞して 参りました。 ホテルからタクシーで15分程です。 お目当ては、千利休自作の茶杓「泪」。。。 千利休が秀吉に切腹を命じられ、最後に 弟子の古田織部に贈ったとされる自作の 茶杓です。 素朴で飾り気のない竹茶杓には、ひと筋の 筋模様があり、まるで人の流す涙の様で、 「泪」と名付けられたとか。 利休の無念や、弟子への深い思いを 託すような銘です。 一度は見てみたかった、利休最後の心境や 人生のはかなさを象徴する茶杓「泪」。 ガラス越しにしばし魅入ってしまいました👀✨ 名品展は、やはり茶道具が多く、とりわけ 興味深かったのは、安土城天守完成時に信長に 祝賀の品として贈られた重要文化財 唐物茶壷  銘「松花」です。 珠光→誉田屋宗宅→北向道陳→織田信長・信忠→ 豊臣秀吉・秀次→徳川家康→尾張家初代・徳川義直 ほか所有で、伝来は錚々たるメンバー😝 そして、口の紙封がなされたままで、中に茶が 入ったまま...だそうです。 口切をして中を覗いてみたいものです🏺😎 お腹がすいていたので、出口近くで着物姿の 店員さんに案内されるがまま、吸い寄せられるように お食事処の徳川美術館「宝善亭」へ(笑) 緑のお庭を眺めながら美味しくいただきました。 今回、徳川美術館だけに、まさに名品ぞろいでした。 11月9日までの秋季特別展、盛況になると思います。 愛知県芸術劇場大ホールでのコンサート2daysも 堪能し、お教室へのお土産もたくさん買って 帰路につきました。🧳🚅 毎回思うのは、名古屋は、やはり都会です🏢🎡 徳川美術館 宝善亭 オアシス 「こひろみ」

【正午の茶事】🍱🍶

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煮物碗 露地笠で迎付 初座にて懐石 縁高でお菓子 実家の母の入院、転院などもあり忙しく、 しばらくブログをさぼってしまいました。 先日、太秦教室にて【正午の茶事】を 行いました。 今回は、亭主も正客も詰も水屋も全て 社中さんですすめていただきました。 私は、一連の流れの進行表を作成し 役付きの方にpdfで送信💻→📲。 そして、茶事道具や懐石の献立なども準備。 前日まで伏見教室で八名の通常稽古が 入っておりましたので時間との闘いでした。 大きなお道具の運び出しなども随分と 夫に手伝ってもらいました。感謝です。 今回の目玉は、私的には露地笠と赤杉下駄です。 お茶事は、いつも晴れとは限りません。 曇りと小雨のお天気でしたので登場です(笑) 笠裏の輪を手首に通し、掌を仰向けにして笠を 支える...皆さんお上手です。様になっていました。 季節の懐石は、粗飯ですが全て私の手作りです。 海老真薯も慣れてきました。もっと献立の レパートリーを増やさないといけません。 次回は、年末の除夜釜です。 年越し蕎麦で蕎麦懐石にしたいのですが、 蕎麦アレルギーなので、おうどんにしようかと 思案中です。 (以前、師匠宅でその様にして頂きました。 お心遣いに涙が出そうになりました。) 明日の夜のお稽古は七名の方がお越しです。 皆さん、お仕事帰りです。感心いたします。 京都は、まだまだ暑い日が続きそうですね。 赤杉下駄