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まぼろしの茶事【茶飯釜の茶事】🍚🍶

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茶飯釜の茶事を行いました。 茶飯釜の茶事に定石は無い、と ありましたので、数日前より、 日がな一日、太秦教室の茶飯釜で お米を炊くことに注力いたしました。 釜は人間国宝 高橋敬典氏の釜です。 お料理も前日深夜と当日の朝にかけて、 粗飯ですがご用意いたしました。 午前中、いけばな教室でグラジオラスの お生花のお稽古に二名いらしたので、 終了後、水屋担当の方と二人で準備です。 参加人数の加減で、直前に米と水の量の 変更を余儀なくされたので、炊きあがり 直後はイマイチでしたが、蒸らすと ふっくらしました。 ご飯が炊きあがるまでの待ち時間、 全員で俳句を作句しつつ硯をすります。 奉書に書かれた俳句はどれも秀作でした!(^^)! お菓子の大福と生チョコレートも手作りです。 お菓子レッスンをしていただきました 師匠に感謝です。 懐石献立の種類、もっと精進して参ります。 今回は、流派を超えて江戸千家の米棚を 設えました。(※写真は控えます) 三重棚、塗も形状も美しかったので✨ 川上不白米寿の祝いに好んだ棚と いわれます。 地板と下段の間が狭く、まるで 五月に使う桑小卓の下の部分に 似ています。 流派も違い、どなたも米寿では ありませんが「米」繋がりという ことで、ご勘弁を。。。(^^;) そして先日、師匠宅のお稽古では、 廻り炭之式、貴人清次濃茶付花月之式、 誰が袖棚を設えて行われました。 ともに難しいですが、お教室でも お稽古して参りたいと思います。 いよいよ風炉の季節です🎏

夜咄の茶事🕯

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  夜咄の茶事を行いました。 ぎりぎり3月上旬です。 もう少し日没の早い時期にすれば 良かったのですが。。。 外での迎付、中立を思うと 寒すぎず良かったのかも知れません。 手燭、膳燭、短けい、喚鐘、石菖など 夜席ならではのお道具が厳かな 雰囲気を演出してくれます。 希望者のみの少人数でしたが、 茶事は少人数であるほど良いと されますので。。。 茶懐石も料亭のお弁当から、 茶懐石に変更し、粗飯ですが ご用意させて頂きました🍱🍶 ひとりで作る茶懐石、もっと お勉強しなければなりません😝💦 また、季節の茶事を行います。 3月のお稽古は、まだまだ続きます。 平花月

心身ともに健やかに🎄

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伏見教室 茶懐石 客の所作 亭主とお運び  京丹波教室 太秦教室 インフルエンザが猛威を奮う中、 皆さん、今年も最後まで、 お稽古に励まれました。 茶道は茶懐石、台天目、etc... 華道は万年青七五三の伝、お正月花と それぞれに有終の美を飾られての お稽古納めを。。。 本当に一年間ありがとうございました。 私事ですが晩秋に義父が亡くなり、 この年末、納骨を済ませました。 八坂神社や円山公園に隣接した 「大谷祖廟」お墓までは、息が上がる 程の坂と急な階段が続きます。 墓石に向かうと、京都市街地が一望。 一連の作業の後、夫と方便品・寿量品の 勤行とお題目を唱えて、故人へまごころの 追善供養を行いました。 葬儀などに僧侶を呼ぶ風習が広まったのは、 江戸時代の檀家制度(寺請)にともなって できたもの。。キリシタン排除目的です。 江戸幕府の政治的都合ですね。 僧侶が引導文を読まないと故人が成仏しない とか、高額な読経料が設定されていたり。 本来、仏教の開祖である釈迦の教義に その様なものはなく、仏教の本義に照らし ても、正しいとは言えないのですが。。。 形骸化した日本の「葬式仏教」といわれる 由縁ですね。 故人の成仏に関わる追善回向は、家族や 心ある友人が、日々朝夕に唱えれば良いの では。。。話しが逸れました。(笑) 81歳、最後まで自宅で愛犬と過ごせた 義父は、幸せだったと思います。 私の願いは、足腰と頭のしっかりした お年寄りになる。。。です。 暮れまで体調不良続きの一年でしたが、 お教室は一日も休むことなく、皆さんと お稽古が出来、心より感謝しております。 来年は、自身も社中の皆さんも、健康第一、 心身共に健やかな年にと祈念して✨✨ ホテルオークラ京都 ✨ 今年も参戦🎄 Christmas dinnershow