まぼろしの茶事【茶飯釜の茶事】🍚🍶
茶飯釜の茶事を行いました。 茶飯釜の茶事に定石は無い、と ありましたので、数日前より、 日がな一日、太秦教室の茶飯釜で お米を炊くことに注力いたしました。 釜は人間国宝 高橋敬典氏の釜です。 お料理も前日深夜と当日の朝にかけて、 粗飯ですがご用意いたしました。 午前中、いけばな教室でグラジオラスの お生花のお稽古に二名いらしたので、 終了後、水屋担当の方と二人で準備です。 参加人数の加減で、直前に米と水の量の 変更を余儀なくされたので、炊きあがり 直後はイマイチでしたが、蒸らすと ふっくらしました。 ご飯が炊きあがるまでの待ち時間、 全員で俳句を作句しつつ硯をすります。 奉書に書かれた俳句はどれも秀作でした!(^^)! お菓子の大福と生チョコレートも手作りです。 お菓子レッスンをしていただきました 師匠に感謝です。 懐石献立の種類、もっと精進して参ります。 今回は、流派を超えて江戸千家の米棚を 設えました。(※写真は控えます) 三重棚、塗も形状も美しかったので✨ 川上不白米寿の祝いに好んだ棚と いわれます。 地板と下段の間が狭く、まるで 五月に使う桑小卓の下の部分に 似ています。 流派も違い、どなたも米寿では ありませんが「米」繋がりという ことで、ご勘弁を。。。(^^;) そして先日、師匠宅のお稽古では、 廻り炭之式、貴人清次濃茶付花月之式、 誰が袖棚を設えて行われました。 ともに難しいですが、お教室でも お稽古して参りたいと思います。 いよいよ風炉の季節です🎏