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七事式「一二三之式」と細見美術館🐓

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  各教室で七事式「一二三之式」の お稽古をいたしました。 客が十種香札を使い、亭主のお点前に 点数をつける修練です。 客の所作はもちろん、茶碗とお道具の拝見も 行います。 そのうえで、一二三盆に香札と小折据を乗せ とりまわし、お点前、お茶の味わいを 総合的に点数を付けていきます。 客の力量が問われるので、判定も真剣です。 各教室、各曜日での「一二三之式」、 楽しくお稽古できました。 「広がる屏風、語る絵巻」開催中の 細見美術館に行って参りました。 蒐集品が多岐に渡る大好きな美術館です。 24点ほどの屏風や絵巻の中、とりわけ ・豊公吉野花見図屏風(重要文化財) ・祇園祭礼図屏風 ・撫子図屏風 この3点の屏風に魅入ってしまいました。 若冲cafeの「若冲デザートセット」は 必ず戴きます(^^;) ケーキが甘すぎず本当に美味しいのです。 三連休は、京丹波、太秦、伏見と連日の お稽古が続きます。 ミュージアムショップで

七事式 茶カブキ之式🍵

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女郎花と竜胆 鉄砲ユリでお生花 茶カブキ盆と桑小卓 茶カブキ之式 伏見教室 茶カブキ之式 京丹波教室 いけばなレッスン 京丹波教室 茶カブキ之式 太秦教室 茶通箱のお稽古 太秦教室 神戸市立博物館へ 信長公肖像画 鶴屋吉信「秋桜の小径」 俵屋吉富「鞠花の園」 俵屋吉富「観月の宴」 9月、茶カブキ之式のお稽古をしました。 「いにしえにいまにぜっとうをせつだんして はじめてしんをしるべし」無学宗衍の偈頌。 舌先三寸の甘い、辛い、冷たい、熱いなどの 判断を裁ち切ったところに真の味がある。 味覚修練は勿論のこと、上辺に惑わされない 本質を見抜く力を養う修練ですね。 準備は大変でしたが楽しいお稽古になりました。 数名で修練する七事式は、個々のお点前とは 全く違うので、皆さん緊張しながらも真剣で、 また楽しまれたようです(^^♪ 本質を見抜く力について思い浮かぶのは 「知恵においても、正智あり、邪智あり。 知恵ありともその邪智には随うべからず。 貴僧・高僧には依るべからず。。。」 日蓮大聖人の言葉です。 社会的地位や身分だけで、その人の言葉を 判断しても騙されてもいけない。 物事の本質、正邪を見極める知恵を 自身で磨くことが大切である、と。 SNSで情報が溢れる時代だからこそ、 その力は必要不可欠になっていますね。 コンプライアンスやガバナンスがこんなに 叫ばれる今、政治や企業の組織も、 清く健やかさを求められる。 当然ですよね。 すべては、一個の人間の集まりなのですから、 どこまでも人間主義でいかなければいけない。 企業間の利害や癒着からの嫌なニュースが 多い昨今ですが、何事にも本質と正邪を 見極める知恵を日々磨いていきたいですね。