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「どこみる展」京セラ美術館編🖼

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マリー=ガブリエル・カぺ自画像 座る女性のいる室内 ミュージアムショップで 京都市京セラ美術館で開催中の 「どこ見る?どう見る?西洋絵画!」 通称「どこみる展」の初日鑑賞に行って 参りました。 先月、東京上野の国立西洋美術館で 「西洋絵画、どこから見るか?」を鑑賞 しましたが、京都巡回も楽しみにして おりました。 タイトルは、微妙に変わっています。 「西洋絵画、どこから見るか?」東京展 「どこ見る?どう見る?西洋絵画!」京都展 どういう具合でしょう(笑) 上野では「蔦屋重三郎展」をみた後、また 大陶器市で買い物をした後でしたので、 若干、集中力に欠けての鑑賞。。。 京都展では、初日の午前中に鑑賞する 心積もりでおりました。 岡崎の地下市営駐車場に車を停め、お腹に 何か入れておこうと、スタバで朝食を済ませ、 京セラ美術館のスロープを降りていき、 いざ「どこみる展」へ! 今回は、上野公園の大陶器市のように、 岡崎公園のお店へは寄り道しません(笑) サンディエゴ美術館と国立西洋美術館の コレクションから選りすぐりの名品 計60点の展示です。 二度目ですが、デイーン・フジオカさんの 音声ガイドは必須です。 初日ということもあり、上野に比べると 随分空いています。 カメラ撮影可能でしたので、お気に入りは スマホに収めてきました。 なかでも、ヤコーブス・フレルの 「座る女性のいる室内」。 オランダ扉から光が射し込む天井の高い 居間に座る若い女性。 大好きなフェルメールを彷彿とさせます。 フェルメールブルーは、ありませんが。 室内の陰影の表し方、見る側に物語を想像 させる人物と空間の構成。。。 思わず作品の前で動けなくなりました。 オランダ絵画において、フェルメールや レンブラントよりも先駆者だったことが 近年、判明したとか。。。 ヤコーブス、謎に包まれた画家です。 そして、今回も魅了されたのは、目玉の マリー=ガブリエルの美しい自画像です。 青い勝負服のドレスでこちらを見つめる姿は 自身の美貌を誇っているように見えます。 前回は、蔦重展や抹茶茶碗の荷物が多くて、 買えなかった彼女のグッズをいっぱい購入✨ 国立近代美術館の「若きポーランド展」や 細見美術館「広がる屏風、語る絵巻」も 鑑賞したかったのですが、夕方から太秦に 5名のご予約が入っておりましたので、 早々に撤収いたしまし...

季節のお道具と七事式☔

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気付けば、六月も下旬にさし かかりました。 京都は、予想を超える猛暑です。 先日、実家の母の部屋のエアコンが 壊れてしまいました。 この暑さの中、足の悪い母は自由に 動けませんので、私が動きます(笑) 翌日の太秦教室のお稽古終了後、 急いで実家に向かい、父を助手席に 乗せて国道沿いの大手電機店へ🚙 店員さんを呼び、十畳用エアコンを ほぼ5分で選び、工事日を決めて帰宅。 急遽入ったひと仕事を片付け、疲弊しな がらも、本格的な夏前で良かったと ほっといたしました。(^^;) お教室では季節のお点前、名水点、 洗い茶巾をしております。 お稽古前夜、名水点の木地の釣瓶水指に 注連飾りをつけながら、一年のあまりの 速さに驚きます。 私自身、お茶をしているから、季節の お道具に触れ、多忙な日々の中でも、 巡る季節に意識を向けることが出来て いるように感じます。 洗い茶巾の割蓋の平水指も、幾つかの びいどろの平茶碗、ギヤマンや切子の 水指も... 季節のお道具で、お点前をする事で 「涼の一味」のおもてなしをする。 四季のある日本ならではの文化ですね。 華道の花器も六月から、涼しげな津軽 びいどろの水盤を出しています。 グループ修練では、体験の方、初心者も 皆さん一緒に出来る「廻り花之式」を。 暑いので、花台にお花を乗せるのは、 お稽古の直前です。 全体的に茎を長めに取っておりましたので、 刀の扱いも難しく、いけにくそうでした。 準備段階の次回への教訓です(反省)。。 時間がありましたので「花月之式」も お稽古いたしました。 和巾点のお稽古も続いております。 「唐招提寺裂」「亀甲菊裂」の和巾です。 和巾の扱いは個性的で楽しいですね。 そして、今月は、新しいお仲間が六名 ご入会されました。 皆さんのお稽古時間を有意義で実りある ひとときに出来ますよう、気を引き締めて しっかり精進してまいります✨ 劇場鑑賞「国宝」 太秦教室 七夕切子🎋

「松平家の茶道具展」と史跡高松城跡🏯🍵

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飛龍丸の御座之間 香合 水指なども 千代姫お輿入れ茶道具 国宝 茶壷「輝元」 美濃焼、志野、油滴天目釉、萩、溶岩釉 茶碗の数々 10代藩主頼種に奉納 像谷作 月見櫓・水手門 披雲閣 披雲閣庭園 鞘橋(本丸までの唯一の橋) 鞘橋から見た天守台 高松港 JRホテルクレメント高松 結婚記念日が近いので、たまには(笑) 夫婦旅行に香川県高松市へ🚙 香川県立ミュージアムで展示中の 「掌(たなごころ)の美-茶道具展」と 史跡高松城跡(玉藻公園)を訪れました。 高松松平家より伝来の掌に載るサイズの 美しく小さな茶道具ばかりの展示です。 また井伊直弼の二女・千代姫が第11代 藩主・頼聡にお輿入れの際の茶道具一式の 豪華さと美しさも。。。✨(*'▽')✨ 因みに千代姫の輿入れの縁から1966年 に高松城と彦根城は姉妹城縁組を締結。 そして、早朝5時半から開門している 日本の三大水城・高松城跡へ。。。 雨上がりの露に庭園の松の緑が映えて、 玉藻公園全体が澄みきっていました🍃 松平治世は11代・228年間の長きわたり 城下町を栄えさせ、今の高松市の礎となって いるのですね。 四国住みたい街ランキング上位の高松市‼ ホテルの窓から見下ろす街並みに納得です。 高松松平家伝来の茶道具、高松城跡、そして レクザムホール高松のコンサート🎤♪😝 美味しいお膳料理を戴き、良い記念日に なりました。 お教室では、6月に入り、名水点、洗い茶巾、 七事式廻り花之式、葉蘭のお稽古が続きます。 美術館で🍎