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古香庵にて山東京伝「江戸風俗図巻」を読む

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3階にある古香庵 細見美術館 江戸風俗図巻 第2弾に参加 jakuchu cafe 9月は御所籠もお稽古 唐物のお稽古 盆点のお稽古 茶カフキ之式 細見美術館 古香庵サロンactive+開催、 ~蔦重時代の江戸文化・第2弾~ 「山東京伝 序跋 江戸風俗図巻を読む」に 参加してまいりました。 申込時は既に満席でキャンセル待ちでしたが、 空きが出たと細見美術館からご連絡いただき、 心躍らせながら行って参りました🚙💨 会場は普段は入れない3階の茶室「古香庵」。 講師は上席研究員の岡野智子先生です。 所蔵の江戸風俗図巻を鑑賞させていただきながら、 山東京伝の人となりや作品を紐解いていく... 大河ドラマの今をときめく京伝先生を身近に感じる ことが出来ました✨ 江戸の様々な職業の男女26名の姿を巻物に連ねた ファッション図鑑は、本当に色鮮やかで二百年も 昔のものとは思えない状態の巻物です。 まさに寛政期の江戸のリアルに触れて参りました。 25頁に亘る資料とスライドによる講演も分かり易く、 お菓子とお抹茶もいただきました🍡🍵 開催中の「澤乃井櫛かんざしコレクション展」は 無料でご招待いただき、大満足で帰って参りました。 真作はやはり刺激的で素晴らしいですね。 時間をつくり、美術展に足を運び続けたいです。 昨今、永田町の報道も騒がしく政治からも目が 離せませんが、政治とカネ問題はきちんと決着を つけていただきたいと切に願います。 10月お教室では、七事式「茶カフキ之式」と 中置 五行棚のお稽古を行っております。 ようやく過ごしやすい季節が嬉しいですね(^^;)

名古屋へGO❣「徳川美術館」

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千利休竹茶杓 銘「泪」 徳川美術館 唐物茶壷 銘「松花」   週末、名古屋へ二泊三日の一人旅へ。 9月13日から徳川美術館で開催中の 「尾張徳川家 名品のすべて」を鑑賞して 参りました。 ホテルからタクシーで15分程です。 お目当ては、千利休自作の茶杓「泪」。。。 千利休が秀吉に切腹を命じられ、最後に 弟子の古田織部に贈ったとされる自作の 茶杓です。 素朴で飾り気のない竹茶杓には、ひと筋の 筋模様があり、まるで人の流す涙の様で、 「泪」と名付けられたとか。 利休の無念や、弟子への深い思いを 託すような銘です。 一度は見てみたかった、利休最後の心境や 人生のはかなさを象徴する茶杓「泪」。 ガラス越しにしばし魅入ってしまいました👀✨ 名品展は、やはり茶道具が多く、とりわけ 興味深かったのは、安土城天守完成時に信長に 祝賀の品として贈られた重要文化財 唐物茶壷  銘「松花」です。 珠光→誉田屋宗宅→北向道陳→織田信長・信忠→ 豊臣秀吉・秀次→徳川家康→尾張家初代・徳川義直 ほか所有で、伝来は錚々たるメンバー😝 そして、口の紙封がなされたままで、中に茶が 入ったまま...だそうです。 口切をして中を覗いてみたいものです🏺😎 お腹がすいていたので、出口近くで着物姿の 店員さんに案内されるがまま、吸い寄せられるように お食事処の徳川美術館「宝善亭」へ(笑) 緑のお庭を眺めながら美味しくいただきました。 今回、徳川美術館だけに、まさに名品ぞろいでした。 11月9日までの秋季特別展、盛況になると思います。 愛知県芸術劇場大ホールでのコンサート2daysも 堪能し、お教室へのお土産もたくさん買って 帰路につきました。🧳🚅 毎回思うのは、名古屋は、やはり都会です🏢🎡 徳川美術館 宝善亭 オアシス 「こひろみ」