KIMONOのヒミツ~友禅のうまれるところ👘✨











京都国立近代美術館で、19日から開催中の

「きもののヒミツ~友禅のうまれるところ」へ。

実家が呉服店でしたので、着物に馴染みは

ありましたが、娘時代には殆ど見向きもせず。

歳を重ねるに随い、良さもわかるように...

今では、仕事着となった次第です(^^;)

今回の美術展では「雛形本」や京都画壇の

日本画と下図、染色図案、その平面性から

着用することで立体化するまでの試行錯誤

の過程など、意匠とものづくりの両面に

迫るものです。

もちろん小袖などの実物の展示もあり、

美しく繊細な手仕事、職人技の美術品に

感嘆です。

雛形本といえば、蔦重の「雛形若菜初模様」を

大河ドラマ好きの私は思い浮かべます(^^)

当時の流行やファッションを伝える雛形本も

たくさん展示されていました。

西川祐信、円山応挙、菱川師宣、岸駒、神坂雪佳

など江戸時代に活躍した画家の絵も素晴らしく。

また友禅染としてあらゆる表情を魅せてくれます。

とりわけ、大好きな雪佳の友禅染は、色の使い方

で印象が全く異なり、どのパターンも素敵です。

後期展示内容にも足を運んでみたいです。


「淡交」七月号の巻頭言にありました。

点前は学び終えたと思うところに慢心が

生まれます。

目先の「ゴール」に捉われるのではなく

常に学び続ける意識を持つためには、

稽古場でご自身を「空っぽ」にする姿勢が

肝要です。自分を空っぽにすることで、

その日の稽古で水をしっかり受け入れる

心身になっていきます。(要約)


私も歳を重ねても慢心にならず、

真摯に謙虚に愚直に、生涯にわたり

学び続ける姿勢を貫きたいです。

稽古場に限らず日々の暮らしの中でも...

今月は、二名の方がご入会されました。

七月のお稽古も残すところ1回です。

ミュージアムショップで

待望の3巻

桃好き🍑😝

お琴カバー(油単)

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