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大文字茶会「妙とは蘇生の義なり…」

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京丹波教室 中国からいけばな体験🌻 茶箱点前のお稽古 ホテルモントレ京都「隨縁亭」 嵐山 熊彦「松花堂弁当」 亀屋良長「夏たより」 社中さんから 満果惣「ふきよせ金魚」 社中さんから 菓匠 清閑院「凉清水」 社中さんから 鶴屋吉信「京凉」 社中さんから 白桃&アールグレイケーキ🍑 これは美味(*'▽') 台風一過で少し涼しく感じられます。 先日、中国の方がいけばな体験にお越しに なられました。 一名の方を除いて、皆さん、花鋏を持つのも 初めて…ということでしたが、それぞれに 美しく生けられました🌻 中国人の社中さんに通訳をお願いし、賑やか に楽しいひとときを過ごすことが出来ました。 このような一期一会の出会いがあるのも、 お教室をさせて頂いているからこそ…と 感謝の思いですね☆彡 夫の誕生日が終戦記念日で、お祝いの ごはん食べをしてきました🎂 実は、45年来の幼馴染の誕生日も偶然、 8月15日の終戦記念日なのです。 身近な人のお誕生日が同じって、よくある 事なのでしょうか…(笑) 近頃は、もっぱら社中さんが料理長をされて いるホテルモントレ京都「隨縁亭」さんです。 季節のお料理は、趣向を凝らされていて、 本当に美味しいです。 お出汁に拘りを持たれている優しいお味は、 京都人の好みにピッタリなのでしょうね。 また、伺いたいと思います(^^♪ 16日は、裏千家業躰先生宅の大文字茶会 に参加させていただきました。 お声掛けいただいた師匠に感謝です。 珍しい般若心経のお軸、大文字送り火の 仏教の教えに寄せた、蓮の華の蓋置。 また、五山送り火の文字や絵の茶碗で お一人お一人に振る舞われました。 私は、松ヶ崎のかがり火「妙法」です。 黒地に妙法の字の浮かび上がる茶碗で お茶を戴きながら、「南無妙法蓮華経」 を心で唱えました。 妙法も、蓮華も今日のお道具ですね🍵 日蓮大聖人の御文に「妙とは蘇生の義なり 蘇生と申すはよみがえる義なり」とあります。 妙法の力で、人生のありとあらゆる悩みや 課題を乗り越え、心強く生き抜いていく。 その強い生命力で、悲しみも苦しみも、 宿命さえも変えていく。。。 先祖の成仏を祈るばかりでなく、自他共の 幸福、平和を願い祈念する。 妙法の茶碗を手に、暫し思いを巡らせました。 ここでも、一期一会の出会いに感謝ですね。 とても意義深い

茶の湯の道具茶碗展へ🍵

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京都国立博物館 旧館 平成知新館 京都国立博物館へ 月花器で 連日、酷暑ですがお稽古が続きます。 8月に入りましたので、茶箱のお稽古を(*'▽') 第十一代玄々斎が伊勢方面に出稽古に行く際、 手順を考案した茶箱点前。 雪点前、月点前、花点前を創案され、さらに 四季を通じた点前をと、夏に寄せて卯の花点前 を加えられました。第十三代円能斎が多少、 改良され、現在のお点前に。。。 先ずは、お稽古を始められて日の浅い方向けに 簡略化された卯の花点前から。 月点前や御所籠の色紙点前のリクエストもあり ましたので、今月は、茶箱を重点的にお稽古した いと思っております。 そして気になっていた【茶の湯の道具 茶碗】展を 見に京都国立博物館へ。 隣接する駐車場が工事中ということもあり、 近隣の駐車場は、満!満!満!満車です(>_<) ぐるりと一周回って、七条京阪辺りの川端通 沿い、空車の看板を見つけて、とりあえず駐車 場へ。 国立博物館まで、と、遠い…あ、暑い…( ;∀;) 紫外線対策のスカーフ、アームカバー、日傘と フル装備で、テクテク…😥テクテク…😥 ほんの数分の距離ですが溶けそうでした💦笑 茶碗展は、名碗が約50点の展示です。 唐物茶碗、高麗茶碗、和物茶碗に分かれ、 その種類や個性、由来や逸話などを交えて 展示されていました。 なかでも、黒楽茶碗(銘 ムキ栗 長次郎作)や 銹絵水仙文茶碗(野々村仁清作)、玳玻天目 茶碗が見どころでした。 四角い黒楽茶碗のムキ栗などは、利休の拘りに 長次郎が応えて制作した様子が伝わってきます。 茶の湯の茶碗は、単に茶を飲むための器では なく、手に取って鑑賞でき、亭主と客を繋ぐ 大切な道具。 名碗と呼ばれる茶碗が備える、風格や優美さ に、魅了された展示でした🍵°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°