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7月, 2025の投稿を表示しています

KIMONOのヒミツ~友禅のうまれるところ👘✨

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京都国立近代美術館で、19日から開催中の 「きもののヒミツ~友禅のうまれるところ」へ。 実家が呉服店でしたので、着物に馴染みは ありましたが、娘時代には殆ど見向きもせず。 歳を重ねるに随い、良さもわかるように... 今では、仕事着となった次第です(^^;) 今回の美術展では「雛形本」や京都画壇の 日本画と下図、染色図案、その平面性から 着用することで立体化するまでの試行錯誤 の過程など、意匠とものづくりの両面に 迫るものです。 もちろん小袖などの実物の展示もあり、 美しく繊細な手仕事、職人技の美術品に 感嘆です。 雛形本といえば、蔦重の「雛形若菜初模様」を 大河ドラマ好きの私は思い浮かべます(^^) 当時の流行やファッションを伝える雛形本も たくさん展示されていました。 西川祐信、円山応挙、菱川師宣、岸駒、神坂雪佳 など江戸時代に活躍した画家の絵も素晴らしく。 また友禅染としてあらゆる表情を魅せてくれます。 とりわけ、大好きな雪佳の友禅染は、色の使い方 で印象が全く異なり、どのパターンも素敵です。 後期展示内容にも足を運んでみたいです。 「淡交」七月号の巻頭言にありました。 点前は学び終えたと思うところに慢心が 生まれます。 目先の「ゴール」に捉われるのではなく 常に学び続ける意識を持つためには、 稽古場でご自身を「空っぽ」にする姿勢が 肝要です。自分を空っぽにすることで、 その日の稽古で水をしっかり受け入れる 心身になっていきます。(要約) 私も歳を重ねても慢心にならず、 真摯に謙虚に愚直に、生涯にわたり 学び続ける姿勢を貫きたいです。 稽古場に限らず日々の暮らしの中でも... 今月は、二名の方がご入会されました。 七月のお稽古も残すところ1回です。 ミュージアムショップで 待望の3巻 桃好き🍑😝 お琴カバー(油単)

七事式「一二三之式」と細見美術館🐓

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  各教室で七事式「一二三之式」の お稽古をいたしました。 客が十種香札を使い、亭主のお点前に 点数をつける修練です。 客の所作はもちろん、茶碗とお道具の拝見も 行います。 そのうえで、一二三盆に香札と小折据を乗せ とりまわし、お点前、お茶の味わいを 総合的に点数を付けていきます。 客の力量が問われるので、判定も真剣です。 各教室、各曜日での「一二三之式」、 楽しくお稽古できました。 「広がる屏風、語る絵巻」開催中の 細見美術館に行って参りました。 蒐集品が多岐に渡る大好きな美術館です。 24点ほどの屏風や絵巻の中、とりわけ ・豊公吉野花見図屏風(重要文化財) ・祇園祭礼図屏風 ・撫子図屏風 この3点の屏風に魅入ってしまいました。 若冲cafeの「若冲デザートセット」は 必ず戴きます(^^;) ケーキが甘すぎず本当に美味しいのです。 三連休は、京丹波、太秦、伏見と連日の お稽古が続きます。 ミュージアムショップで

BE KOBE・葉蓋点前と檜扇🍃

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兵庫県立美術館 PCに向かい、神戸ポートアイランドの ホテルの部屋で書いております。 暫く休日なしでしたので、神戸一人旅は、 神戸港のクルーズ船と観覧車、美術展、 元町、三ノ宮を満喫いたしました。 英気を養いましたので、このあと今晩の お稽古の為、チェックアウトします🚙💨 七月に入り、葉蓋点前と祇園祭の祭花 「檜扇」のお稽古が続いております。 七夕の願い事を梶の葉に書く事から 水指の蓋に梶の葉を使います🎋 第11代玄々斎が七夕の茶会で、末廣籠の 花入れの受け筒を水指にして、梶の葉を 蓋にされたのが始まりです。 蓮の葉でも他の葉でも良いとの事ですが、 香りや毒素のある葉はいけません。 やはりここは梶の葉で社中の皆さんに お稽古していただきたいので... 多めの枚数をご用意いたしました🍃 其々、ご予約頂きましたお稽古日まで 葉が乾燥しない様、創意工夫です💦 また葉の畳み方も決まっています。 畳んだ後は、左手で伏せるように建水に 捨てる「使い切り」...なんとも贅沢です。 祇園祭の祭花「檜扇」も始まりました。 軸付葉物の根元は太いので、花留に刺す 位置も狭くなります。 花の反り姿も美しくなる様に。。。 祇園祭の淵源「疫病退散」に相応しく 生命力溢れる花姿に仕上げていきます。 そして、嬉しいことに社中さんに 結婚、出産のお祝いごとが続いています。 お祝いに添える贈り物を今回の神戸で 選びました。 ご多幸とご健勝の願いをこめて。。。 今晩は、茶通箱のお稽古もいたします。 今週末は、伏見教室でグループ修練 七事式「一二三之式」です。 猛暑の中ですが、涼やかにお稽古して 参りたいですね🎐