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京セラ美術館ライトアップと古田織部美術館へ🍵

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京セラ美術館 Cartierのブランドカラー 赤のライトアップ 京セラ美術館では、イベント中のCartierの ブランドカラー、赤のライトアップ中です。 20時までなので、ギリギリ間に合いました。 美しいですね✨☺ そして以前から気になっていた古田織部美術館へ。 お教室も自身のお稽古も無い、突然ぽっかり空いた 平日は、アレコレと用事をしている間に、直ぐに 一日が過ぎてしまいます。 なので、朝のうちに行きたい美術館を決めて、 車でサッと出掛けることに...🚙💨 丸太町通りから堀川通りを北上し、堀川北山を右折。 北山通りは、いつ来ても並木が美しくお洒落ですね。 表千家北山会館のお隣に、チョコンと建ってました。 受付を済ませ、地下の展示室まで狭い螺旋階段を 降りていくと、左側硝子越しに「織部好みの茶庭」。 展示室は、撮影禁止なので、じっくりと鑑賞…👀。 利休亡き後、豊臣、徳川政権で「天下一」と称された 武将茶人の独特の美意識「へうげ」を堪能します。 また発掘品から見る志野・織部焼ランキングでは、 様々な茶碗や向付が並び、それぞれが個性的なのに 統一感があることにも驚きます。 織部と言えば呼継ぎ…とりわけ黒織部呼継茶碗が 面白く、青織部梅図二階菱形向付も可愛らしく、 見ていて飽きません。 2020年公開の映画「嘘八百 京町ロワイヤル」も 古田織部の幻の茶器を巡る大騒動を描いてましたね。 もちろん私も映画館に観に行きました(^^♪ ここの美術館館長が、映画の茶道監修もお道具も 提供されたらしいです。 展示室の奥では、ビデオ上映もされていて、 唐津、美濃、京都の3地域から織部焼が形成されて いった経緯も興味深く…。 そして、切腹を命じられた利休から渡された茶杓、 銘「泪」をずっと大切にしていた織部の想いにも 触れることが出来、胸が熱くなりました。 帰路、ハンドルを握りながら… 「手持ちの織部焼、もっと大切にしよう…」 とすっかり思い入れが変わった次第です。(^_^;)💦 織部好みの茶庭 チケットと展示案内 大覚寺 嵯峨御流 華道祭  

東貴人且座之式とロシア戦争犯罪🍵

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桜の隙間から白い月 来月に七事式「東貴人且座之式」の お茶事があるので、そのお稽古へ…。 今日は、霞棚に弦付茶入と肩付茶入、 建水は曲げ、蓋置はつぼつぼの陶器。 お稽古なので、時間の都合上、かなり 省略されましたが、貴人をさせて頂き とても勉強になりました。 お茶事までしっかり修練ですね(^_^;) 先日、蹴上インクラインの夜桜を見に。 ライトアップも無い、只々、暗闇に浮かび 上がる桜を見上げるだけのお花見です。 向かいのウェスティン都ホテルのエントランス の煌びやかなイルミネーションを見ながら、 コロナ禍前のお誕生日のお祝いを思い出します。 感染なんて、微塵も意識せずに外食した頃…。 当たり前だった日常は、当たり前では無くなる。 ウクライナ侵攻からの世界の情勢を思うと、 つくづく実感します。 一日も早い停戦と、ロシアの戦争犯罪の 真相究明を願わずにはいられません。 真っ当な倫理観、人類の生命尊厳の思いが どこの国のリーダーにも備わっているとは 限らない事を思い知らされた悲劇です。 平和を維持するには、国民一人一人が事の 本質を見抜き、聡明に賢く政治を監視し 続けなければならない事も、ロシアの プーチンの高支持率をみていると思います。 どうかこれ以上、悲惨で残酷な悲劇が繰り 返されない様、世界平和を祈るばかりです。 蹴上インクライン お茶事に向けて

冷泉通りで朝活お花見🌸

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得成橋から琵琶湖疎水 冷泉通り&東大路通(得長寿院跡) 岡崎さくら回廊 十石船 今まさに満開の桜を見に、岡崎へ。 今年は、夜桜ではなく朝桜のお花見に。 霙が降る、花冷えの気候でしたが、 いつ見ても冷泉通りの桜並木は、 品があって美しく…。 観光客を乗せた十石船が、両岸の桜を 見上げるように琵琶湖疎水を遊覧していきます。 この週末の京都旅行は、大当たりですね(^^♪ 東大路通と交差する得成橋から東山連峰を 望むと、琵琶湖疎水と桜が見事な調和を 見せてくれました。 昨日、京丹波教室のレッスンがあり、近くの 大倉文化センター前の桜並木を楽しみにして おりましたが… やはり寒い地域、まだまだ硬い蕾です😿 そして、お教室の庭には、ラッパ水仙、 ノイバラが咲いていました。 お教室でお出しした、老松「御所車」 甘過ぎず絶妙なお味です(^^)/ 老松 御所車 / 京卑弥呼 草餅 ラッパ水仙 ノイバラ 桜とベリーのパウンドケーキ❤

「こうとに暮らす」京都人🌸

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ユリジュと薔薇 鉄砲百合 京都市街地は既に満開の頃、 大堰川沿い(桂川)嵐山公園の桜は、 まだ蕾です。 嵯峨嵐山に、50年以上もお住いのいけばなの 師匠いわく、渓流により気温が低くなり、 昔から開花は少し遅い…とのこと🌸 そんな蕾膨らむ、開花間近の嵐山公園で 2年ぶりに京都に帰省した姉と、ご飯食べ。 老舗の美味しい会席を戴いた後は、 野々宮の竹林とお土産店を♬ そして驚いた事に、姉は野々宮の竹林を 見たことが無かったのです( ゚Д゚)⁉ 渡月橋には何度も来たらしいのですが…。 地元あるある…ですね。 京都好きの観光客の方が、京都人より 名所やお店に精通されていたりします。 確かに「こうとな暮らし」を送る 京都人には、観光客向けのお店や名所は、 実のところ非日常以外の何物でもないのです。 「こうと」とは、京ことばで地味で上品、 質素な、の意味。 公道(こうと)かつて幕府が定めた法に従い、 慎み深く暮らすべし…の京都人の美徳や矜持を 表していますね。京の着道楽なんて、 特別なハレの日のことですね(^_^;) 春爛漫、桜の生命力溢れるパワーを貰いに、 (人混みの観光名所は避けて…💦) お花見には、出かけたいと思います🌸 野々宮の竹林 京嵐山 錦 嵐山公園 最近の読了本📚

野村美術館【利休茶の湯の確立】🍵🌸

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玄関横の蹲踞(つくばい) 野村美術館で開催中「利休茶の湯の確立」展へ。 朝一番に駐車場に車を停め、南禅寺三門横の 鹿ヶ谷通りを歩いていくと大寂門が見えてきます。 車一台がようやく通れる幅の大寂門をくぐると 閑静な別荘郡の一画に建つ野村美術館が。。。 玄関横、蹲踞の馬酔木の花が何とも可愛らしく、 鈴蘭の花に似ています😊 今回の展示は、茶の湯の創成期を楽しめる内容に なっていて、とても興味深く見ることが出来ました。 とりわけ、千利休筆「妙一字」御軸、利休大棗、 青磁珠算玉花入、卍形大香合、などが印象的でした。 併設展示の「樂歴代展」もひとつひとつの樂茶碗に 作者由来の表情があり、溜息が出るほど素敵です。 鑑賞後には、お目当ての立礼呈茶席へ。 なんと、贅沢に貸し切り状態でした(^^♪ ここは、お道具もショーケース無しの生で見れます。 黒地に金の蒔絵の「嵯峨棗」がとても美しいです。 そして、主菓子は桜の焼き印の上用饅頭、 お腹も空いていたので、なおさら美味しく😄 赤樂茶碗で点てて戴いたお茶を戴きながら、 「来てよかったぁ~♥」と感じた次第です。 幸せな気持ちで美術館を後にして、桜の蕾の 南禅寺境内を駐車場まで歩きながら、 桜が咲いたら、また来よう…🌸🌸🌸 と独り言ちてました😊 南禅寺三門 大寂門 土佐水木とアイリス 白菊お生花 三才格

雛人形と水盤の桜🎎🌸

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座り雛 立ち雛 各お教室にお雛様を飾っています。 太秦教室には、座り雛。 伏見教室には、立ち雛。 この立ち雛は、母の雛人形で祖母が買い求めたもの。 体型も日本人らしく、お顔もふくよかで優しい。 座り雛は、私のもの。 全体的にシュッとしていて、スマートです。 お雛様にも、時代の変遷を感じますね。 幼い頃、私は買って貰えなかった、 リカちゃん人形も、今は随分と顔が小さくなり、 八頭身?九頭身になっているとか…(笑) おこずかいを貯めて、リカちゃんのお友達? 「蝶々ちゃん」をスーパーのオープニングセールで 買った記憶があります。 今思うと、ちゃんとした公式キャラクター だったのかさえ怪しい。。。(^_^;) 先日、いけた嵐峡の景の桜🌸 暖かいお部屋で咲きました。 お稽古にみえた生徒さん達と、少し早い お花見です(^^♪ 本当の春までもう少しですね。。。

嵐峡の景と徒然棚🌸

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信楽焼丸壺で 嵐峡の景 嵐峡の景(嵐山の桜の景色)をいけました。 嵯峨御流では、特に水の景観が美しい三名所、 大沢の池の秋菊、高雄の紅葉、嵐山の桜を 「三勝の景」として、水盤にいけ表します。 箱庭みたいですね(*^^)v まだまだ蕾の硬い桜ですが、春の訪れを 少し感じました🌸🌸🌸 お茶の師匠宅でのお稽古は… 懐石の戴き方と、茶事のお席入り、 徒然棚の薄茶点前(総荘り)。 炉のみに用いる無限斎好みの徒然棚は、 上段が袋棚になっていて、何とも趣きが あります。水指は、半出しの扱い。 そして水次は、片口のやきもの。 棚のお稽古は、面白いですね。 多忙を理由に、近ごろ滞っていた読書… 先日の新聞コラムに「隙間時間の 読書の大切さ」が載っていました。 中断して久しい読みかけの本、 ブックマーカーのページを開き 読了まで小一時間、清々しい読後感。 読書は、世界を広げ、自身を俯瞰する 大切な作業…と、サボった事を悔い改める😿 今回も素敵な二冊との出逢いでした♥ スタバ チョコレートフルケーキ❤